講演会の詳細

2018年11月13日(火) 19:00~19:45 [開場 18:30 ]

新しい抗インフルエンザ薬 ゾフルーザの効果
~二重盲検・ランダム化比較試験と自験例における検討の結果~
富良野協会病院 副院長
角谷 不二雄 先生
新しい抗インフルエンザ薬、ゾフルーザは2018年3月14日に発売が開始された。従って、実臨床におけるその効果の報告は乏しい。
2016/17シーズンに行われた主にA型患者対象の国際共同第Ⅲ相試験の結果、ゾフルーザは症状緩和に関してプラセボに対して優越性を示し、ウイルス排出停止までの時間は24時間(中央値)であった。2017/18シーズン、私たちはゾフルーザとノイラミニダーゼ阻害薬(NAIs)4剤投与例の発熱経過を実臨床で比較した。ゾフルーザの解熱時間は、NAIsと比べB型で短いがA型では差がなく、A型よりB型で有意に短かった(NAIsはB型よりA型で短縮)。 これらの結果は臨床的に興味深いが、多数例・多施設における検証が必要である。
最後にNAIs耐性ウイルスとゾフルーザ、そしてゾフルーザ低感受性ウイルスについても述べる。

※ ご講演40分、質疑応答5分の予定です。
 

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11月14日(水)11:00〜
11月16日(金)21:00

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