講演会の詳細

2025年7月1日(火) 19:00~20:00 [開場 18:30 ]

ゾコーバ Web Conference
慶應義塾大学 名誉教授
【座長】長谷川 直樹 先生
※所属略記
【演者】長谷部 圭司 先生(蒼法律事務所)、國島 広之 先生(学校法人聖マリアンナ医科大学)
講演1 「コロナ診療では抗ウイルス薬の説明は必要か~医師の説明義務はどこまで?」
[演者] 長谷部 圭司 先生(蒼法律事務所)

「患者は自分自身の決定を行ううえで必要とされる情報を得る権利を有する」とされており(リスボン宣言)、この権利を実質的に保障するために医師には患者への説明義務があると考えられている。
ただ、説明義務も義務である以上その範囲は有限であるはずであり、何もかも説明しないといけない義務は存在しない。時間も対価も有限である中で、その範囲だけが無限であるわけはない。
ただ、この範囲について、明確な答えは存在しない。そのため、今回は抗ウイルス治療を例にとって、その範囲について検討してみる。

講演2 「抗ウイルス薬の投与意義 -COVID-19治療において患者さんに説明すべきポイント-」
[演者] 國島 広之 先生(学校法人聖マリアンナ医科大学 感染症学講座 主任教授)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、流行当初と比べて病原体の変異により重症化率は減少したものの、依然として日本国内で最大の感染症死因の一つであり続けている。特に高齢者や基礎疾患を有する患者では、発熱などの典型症状が乏しくても肺炎の有無にかかわらず中長期的な予後に影響を及ぼすことがある。また、若年者を含めて後遺症が長期に及ぶ例も報告されている。抗ウイルス薬は発症早期に投与することでウイルス量の減少等が期待される。本講演では、診断のポイントから、ワクチン接種歴や重症化リスクの評価を踏まえた治療戦略を解説する。

※ご講演各25分、質疑応答10分の予定です。
主催:塩野義製薬株式会社

※予約上限数に達した際には、予約受付を締め切らせていただく場合がございますので、予めご了承ください。

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7月1日(火)
19:00~20:00 [開場 18:30 ]

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本講演では「見逃し配信(録画)」はございません。

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